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風立ちぬ 感想

ネタバレあるんで見てない方は気を付けてください。
あとすごく適当です。物凄く口下手なんでそんなにいい文章は期待しないでください、グダグダです












先週の土曜日に高校時代の友人3人で見てきたんですが・・・うーん・・・。

一言でまず見終わった時に思った事を言えば、


「え、これで終わり?」


って感じでした。いや、本当に。


僕はそんなに映画を観るタイプの人間ではない上に演出や脚本の知識があるわけでもないからあんまり大きいことは言えないのですが、本当に山がないなーこの映画・・・って思わされました。


堀越二郎の恋愛模様と零式の開発物語自体を1つにまとめることには違和感を感じなかったのですが、せっかく本庄との飛行機開発の話の方がアニメや説明も含めて盛り上がってきているのに、クレソンおじさん(ハンス・カストルプ氏の事です)や菜穂子の父も巻き込んだ菜穂子との恋愛模様に唐突に長い時間を費やし始めた事に物凄い違和感を覚えました。

結果どっちの話も中途半端に終わってしまうので、かなり見ていて盛り上がりが感じにくいというか、真剣に物語を追おうと見てる人が何回もいいところでブレーキをかけられて、また別の物語が始まり、終わり、また始まりでそのまま終わってしまうって様な印象です。


最後に菜穂子が一人でに向かうあのシーンがクライマックスだったんだろうなと、見終わった今ならまあ分かるんですが、見てた時は本当にそれが分からなかった。


零戦が飛んだら突然風が吹いて、二郎が振り向いた演出



俺「え、菜穂子死んだの?」



菜穂子、二郎の夢の中に登場「あなた、生きて・・・」



俺「ああ、やっぱり死んじゃったのか。零戦はできたんだけど、二郎はこれからどうなっちゃうのかな・・・」



終 わ り



俺「は?(威圧)」



こんな感じ。なんか隣で見てた女性×2泣いてる。え?って純粋に思った。


演出云々は僕は何も分からない人間ですし、もともと二郎は純粋で無表情な天才という描き方と設定で描かれている映画だということは頭に入れて見てたので、ちらほらレビューで見る菜穂子との恋愛の情緒や心の動きが分かりにくいってことは無かったですね。

話題になってた庵野監督の声は良かったです、上手い下手じゃなくてとにかく印象に残るったらない。堀越二郎というキャラクターに本当にあってるな~って思いました。

個人的にもう一つ不満だったのは、実際に戦争によって何らかの悲惨な目にあったという人間や社会の様子が、ひもじい親を待つ子供たちとそれについての現実論を論じる会話、あとは二郎を疑う特高警察くらいしか出てこないこと。
これだと二郎と菜穂子とその周囲にとって戦争は他人事で、自分たち(と映画を見ている人間)にとっては疎隔化された、ただ単に世界観を設定しているだけの背景でしかなくなってしまっていたと思います。



まとめ(?)


作中を通してのテーマは、日本をアキレス、列強を亀になぞらえたゼノンのパラドックス(有名な『アキレスと亀』ですね)だったんでしょうね。
同じように、自身の夢と死を生む軍需産業との関係に悩む堀越二郎、愛する人との暮らしと自分の死の病(結核)に苦悩するヒロイン、菜穂子の物語。

堀越二郎は恋愛も兵器開発も、現実はうまくやってけないんけどそんなことは関係なくて、どちらもただ自分のしたいことに一生懸命尽くした人間って印象。
宮崎作品には正しい心を持ちながらも「呪い」という形で登場人物に憑りつく宿命のようなもの(矛盾)を背負う人物がたびたび登場しますが、今回はこの二郎だったんですね。作中の言葉で言えば、人類の呪われた夢である飛行機開発に生涯を捧げた男でした。

結核を患ったヒロイン、菜穂子。
愛する人とわずかでも多くの時間を過ごしたいのに、自らに迫る死(アキレス)が菜穂子(亀)に追いつけないようにする為には、亀はたとえわずかでも今の位置から前に進むしかない。
その矛盾に葛藤し、愛する二郎と過ごすために、彼女は亀になる覚悟をした。


二人ともそれが正しいかどうかを苦悩しながら生きてきたけど、その答えが最後の「生きて」あるいは「生きねば」っていう一言。
もしくは作中で夢の中に登場する飛行機開発者の先達、カプローニに何度も問いかけられる「風は吹いているか、ならばまだ生きねばならぬ」の問いかけに集約されていたのかなと。


この映画を「恋愛物+零戦開発物語」ではなく、「堀越二郎の半生」という一つの物語して観ればもう少し違った評価が出来たのかなぁ・・・機会があればもう一回ひねくれていない素直な心で見てみたい。
そう思いました。



同じアニメの映画でもなのは1stとなのは2ndA'sでは号泣したのになぁ・・・(萌え豚並感)


僕にとってはこんな感じの映画でした、長々ありがとうございました。





ジャンニ・カプローニ「風は、吹いているか?」 
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